楕円リングを加工してしまう

ひょんなことから手に入れてしまった・・・RIDEAの52/36±3Tの楕円リング

左52T 右50T

50/34T±3Tバージョンは以前から所有していますが、この度53/36±3Tを入手しました。ただし・・・R9000、R6800、R5800用

そう、今となっては2世代前のクランク用になります。

ここだけ違う

クランク取り付け位置で、写真のアール部分だけ違うため、一世代前のR8000にはつきません・・・。

今となってはクランクは手に入りませんし・・・

ここだけ削ればいけるのでは?

リング本体の厚みもかなりある。
専用のボルトならば、面圧で止めるため、固定については問題ないかと。
そもそもフルパワーで踏むわけではなく、ただただケイデンスを下げてパワーを落としたい。

ということで、ここからの作業は自己責任でやってますので・・・ご自愛下さい。

インナーリング

リューターで地道に削ること1時間、形になりました。

あくまでもできたという点での紹介ですので、自己責任で・・・。

これで、ミニベロTern Verge X10X22化したら、クランク載せ替えで色々遊べそうです。 🙄

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クランク換装後ヒルクライムテストをしてみた

さぁ〜やってきました!ヒルクライムテスト!

楕円リングが入れたくて・・・でも一筋縄ではいかず紆余曲折しましたが・・・やっと形になりました! 😛

コンパクトクランクへ換装

納車時から比べると・・・完全にクライマー仕様なマシンになってしまいましたね。平坦最強のエアロバイクなのですが・・・・ 🙄

比較してみた

カッコよさでバイク選んで走ってみたら、平坦よりヒルクライムの方が結果が見えるから楽しくて・・・年末にヒルクライム寄りにマシンをアップデートしたものの、年明けからブルベという超ロングライドの魅力にどっぷり 😆

長時間ケイデンスを維持できるマシンにしたくて・・・納車から1年経たずして大変貌しちゃいましたね 😆

さて、問題のヒルクライムはどうだったのか?

ベストタイムを出した1月と今回とを比較して検証してみたいと思います。

ホームコース(裏山?)広島県呉市灰ケ峰

本通り8丁目セブンイレブン〜灰ケ峰
比較

今回の走りは、とにかく軽く回すことに専念してみました。途中暑さでバテ気味でした。心拍辛いのに、脚は元気みたいな空回り 😆

1月は最後400mで下ハンドルでダンシングして悪あがきでしたが、今回は最後までシッティングでとにかく回す!

ゴールしてからも脚は元気でびっくりでした。恐るべし楕円リング 😯

●楕円リングのインプレ・・・

楕円リングにシフトした瞬間は、フワンフワンフワンという独特なリズムに脚があれ?っと空回りしている感覚になります。

しかし、そのリズムにケイデンスを合わせると、真円のギアと何ら変わりなくグイグイ踏めるようになります。

●真円との大きな違いは?

真円だとずーと重いという感覚で、乳酸が溜まって最後は辛い

楕円だと、パワー掛かってるのが90°部分だけで、とにかく軽い。1、2枚重いギヤでも走れる。

写真の左が真円リング(アウターリング)
写真の右が楕円リング(インナーリング)の比較です。

真円リングの場合、概ね60〜115°の間にパワーピーク

楕円リングの場合、概ね90〜120°の間にパワーピーク

同じ斜度で、ギヤ比をほぼ合わせた状態で検証したのですが、リズム良く踏めることから、楕円リングの方がパワーが出やすいという結果になりました。

いや〜恐るべし楕円リングとGARMINのパワーメーター・・・全て数値で効果が見える・・・ 😆

●楕円リングのもう一つの効果

向かい風が楽になる!

島などを走ると、ずっと向かい風ということが多いので嫌になるのですが・・・真円リングと違って楕円リングだと、ずっと重いということがない。

インナーでも十分30km /h巡航できるので、ブルベ等のロングライドでは細かいシフトが効いてきそうです。

また、今回はインナーのみ楕円リングにしていますが、同じ発想をアウターリングにも応用したら、面白そうです。

いつか・・・多分今年中?アウターもやってそうな気がする :mrgreen:

●そういえばバーテープの痺れ対策は?

バーテープ交換ついでに痺れ対策

えぇ〜と・・・長距離乗ってみないと分からないので・・・ブルベトレーニングした時にインプレします 😥

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コンパクトクランクへ換装

さて、本来実施される予定だった4月の400kmブルベ、5月の山岳200kmブルベは期日未定の延期に・・・

しかし、当初の予定通りマシンの段階アップデートは進めてしまいます 😛

ギヤ比の検討から始まった今回のアップデート妄想ですが・・・

ギヤ比について考えてみよう

ギヤ比について考えてみよう(チェーンリング編)

クランク長について考えてみる

楕円リング(バロックギア)について考える

ついにパーツが揃ったので、形にして行きます! 😛

パーツ来た!

クランクを外して、BB(ボトムブラケット)をベアリングリムーバーを使用して取り外す。

新しいBBは、左右の刻印に気をつけてフレームにセット
圧入専用工具を使って圧入する。

インナーチェーンリングを楕円リングへ入れ替えます。
T30のトルクスレンチ
取り付け時は、リング内側の突起とクランクを合わせる。
締め付けトルク6.9N.m(対角線で締め付け)

チェーン脱落防止のためにチェーンキャッチャーもついでに取り付け

Suginoの楕円リングは落ちにくいということですが・・・保険です 😛

最後にチェーン長も調整です。アウターリングが52Tから50Tへ変わったので、2コマ減りますね。

楕円リングにしたことにより、リアディレーラーのスタビライザー機能が使えるかな?と動画に撮ってみたものの・・・スタビライザー付きの時点でかなりテンション掛かってる・・・分かりにくいので、また今度企画してみます。

ノーマルGSディレーラーとRXディレーラーを比較してみないと分からないかも

さて、変化の程は?ヒルクライムアタック行ってみましょう!

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楕円リング(バロックギア)について考える

クランクをコンパクトクランクにすることで、フロントインナーリングが36Tから34Tになるのでこれでも少しは軽く回せるのですが・・・

ギヤ比について考えてみよう(チェーンリング編)

ブルベフル装備だとかなりの車重です。山岳ブルベや20km延々と登りなルートだと脚が保たない自信あり 😥

せっかくなので・・・この際もっと軽く回したい!ならば楕円リングだ!

ということで楕円リング(バロックギア)を試してみたいと思い、調べてみました。

通ってるショップで扱える楕円リングは

SMITH(スミス)
Sugino
RIDEA

の3社・・・Qリングとかの王道を入れたいところではありますが・・・

SMITH ホームページ

ピークを80°〜100°まで10°刻みで選べる。
34±2T、34±3T、36±2T
色は、ガンメタ・ブラック・レッド・ブルー
SHIMANO R9100,R8000,R7000,9000,6800,5800対応
ホームページの漫画がわかりやすい

Sugino ホームページ

34Tか32Tのどちらか
32Tの場合はアウターは50T
32Tは、PioneerやSHIMANOのパワーメータNG
色は、ダークグレイ・レッド
SHIMANO R9100,R8000,R7000,9000,6800,5800対応
ホームページの検証動画がわかりやすい

RIDEA ホームページ

34T,36T,38T,40T,42T,44T±2T
46T,48T,50T±3T

のバラ売り(ブラック、オイルスリック)

アウター/インナーのセット
(フルプレートかセミプレート)

SHIMANO R9100,R8000,R7000,9000,6800,5800対応

Qリングににたメーカーロゴがカッコいい
ラインナップが豊富

色々と考えた結果、SuginoのBBを注文するついでに32Tという限界ギリギリの歯数に惹かれてSugino の32±2T楕円リングをチョイス

ピークパワー時、変速時は34T
それ以外は30Tまで落ちる・・・

ギヤ比がとんでもなく軽くなる・・・軽くなりすぎる感があるが果たして・・・

完成が楽しみだ!

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