自転車整備の効率を良くしたい

今年に入ってから、リアル・バーチャルを含めると既に走行距離が1500kmに届こうとしている・・・

昨年夏にマシンを買って・・・昨年末でやっと2000km行ったことを思うと・・・今年は・・・5000kmは超えるかも・・・

走れば・・・その分メンテナンス回数も増えます。

チェーンは100kmごとにメンテナンスするのが良く、した分だけパワーロスも減りますし、チェーンの寿命も伸びます。

月一メンテナンスであれば・・・ワークスタンドなんていらないかなと思いますが・・・毎週2回以上するようになってくると・・・だるいです。

折りたたみ式のスタンドは安くて良いですが・・・現在のようなヘビーデューティーには不向きです。
クイックリリース部分がヘタって脱落しやすくなりますし、ホイール外すと固定するのにスタンド変えたり、脱落防止ゴムで止めたりと面倒

では、メンテナンススタンド!ってなりますが・・・自転車屋ではないので、そこまでガッツリしたものはいらない・・・前輪・後輪外して作業する時にスタンド交換が嫌!

ロードとMTBと種類が違っても楽にメンテナンスしたい!

ということで・・・

MINOURA HMS-10を導入してみました。
ホームページ

超簡単な簡易スタンドというフレーズに惹かれました!

HMS-10

組み立てて、ロードとMTBをかけてみました。

ただ、サドルにかけるだけ!(サドルバッグは外す必要がありますが)
自転車をかけると自重で手前に若干傾いて安定するようにできています。

前輪が接地するようになっているので、安定します。前後輪外すと、前輪方向に傾きますが、安定します。(サドルを引っ掛けるフック部分の角度を調整できる)

1点だけ注意点があります。
サドルを奥までかけると・・・ペダルが干渉する場合があるため、チェーン清掃等でペダルを回す場合は注意が必要

干渉防止でサドルをずらすと、シートレールの構造によっては滑り落ちる可能性があるので注意が必要

あくまでも簡易ワークスタンドなので!
確実なのは、自転車屋のようなヘビーデューティー用のワークスタンドを!そうすれば、フレームをガッチリ固定できますので!

ペダルの干渉

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チェーン掃除と注油

昨日のライドで、軽くシクロごっこをしてしまったので・・・ロードバイクが泥だらけ 😯

靴もクリートが泥が爪に詰まってグチャグチャ><;

そう思うと・・・シクロの選手って大変なのだろうなぁ〜
MTBもやってるけど・・・時々だからいいのだけど・・・ 😛

ということで、大掃除です。
いつもチェーンは掃除していますが・・・チームメイトからどのような感じでやってるの?自分でもやってみたいという声がありましたので・・・まとめました。

チェーンの掃除は、100kmごとが一番良いらしい。チェーンとギヤの寿命も伸びますし、走行音が静かになります♪ぜひ、やりましょう!!

作業スペース確保

一軒家だとベランダとかかもしれませんが・・・私の場合は室内でやってます。汚れても良いビニール製のマット(ホームセンターで2mで1500円くらい)

後輪を回せるように折りたたみ式のワークスタンドがあるといいですね。

● いつも使っているもの

ケミカル類

雑巾・ウエス・パーツクリーナー
チェーンクリーナー
チェーンディグリーザー
チェーンルブ
ゴム手袋(必要に応じて)

掃除グッツは最初のうちはAZ(エーゼット)あたりがセット販売が多く、手が出しやすいかなと。ホームセンターでも手に入りやすいです。

WAKO’S(ワコーズ)は車整備の頃から好きで使ってます。高いですが、性能は確かです。私は、雨の走行等で濡れてチェーンの注油をよりしっかりしたい時はWAKO’Sのスプレータイプを、通常整備はAZのオイルと分けてます。AZのオイルが無くなったら、WAKO’S一本化かな?

● チェーン掃除

パーツクリーナーとウエスだけでやる方法もありますが、パーツクリーナーの消費量が半端ないので、面倒ですが二段階に分けて清掃してます。

フロントアウター、リアトップに変速しておく。
チェーンの下付近に汚れが散っても良いように雑巾等を敷いておく。

チェーンクリーナーの半分くらいまでチェーンディグリーザーを注ぐ
チェーンをセットする。
(このクリーナーの場合、ブラシを回すためのギヤにチェーンをかける)

蓋をして・・・気が済むまでガラガラと・・・ 😆
みるみるチェーンが綺麗になっていく・・・

ガラガラ〜

気が済んだら、チェーンクリーナーを外して余分な汚れをパーツクリーナーとウエスで落としながら拭いていきます。

パーツクリーナーで汚れを落としていく

チェーンは綺麗になってもギヤが真っ黒だと無限ループなので・・・後輪外してスプロケットも綺麗にしましょう。

ギヤとギヤの間にウエスを挟み込んでパーツクリーナーを吹いて拭き拭き
お手軽に済ませるならこれでOK

スプロケット も掃除

フロントチェーンもチェーンをわざと脱落させてから、パーツクリーナーで汚れを落とします。

フロントチェーンリングも掃除

チェーンだけの方は、次のスプロケット分解を飛ばして注油へ!

● スプロケット分解

気になる!もっと綺麗にしたい!ならば、スプロケットをばらしてしまえば、ギヤ一枚一枚綺麗にできます。
しかし、専用工具が必要になります。

ロックリング回し
スプロケット回し

スプロケット 外し

私の場合、昔試しに買ったツールセットを使ってますが、バラでも購入できます。
GORIXのスプロケット 外し工具を借りて使ったことがありますが、チェーンを巻かず挟むだけなのですごく楽だったので欲しい工具の一つですね。

スプロケット分解

ばらしたら、気が済むまで拭き拭き!105だとピカピカに光りますが、アルテグラだといぶし銀なので感動が少なめ :mrgreen:

フリー本体も綺麗に拭いたら、薄くグリスを塗っておきます。

綺麗にしたらグリスをうっすらと塗る

フリーボディとスプロケット側双方に、爪の大きさが一つ大きいところがあります。それを合わせて入れていきます。

爪を合わせていれる

ロー側から6〜10枚目まではギヤとギヤの間にスペーサーが入ります。これは向き等はありません。

スペーサは向きがない

最後の一枚は、爪の位置が見えにくいのでよく確認する。ハマったふりをする時もあるので・・・

最後の一枚は見えにくい

ロックリングを最後に締めていきます。手で回るところまで締め付けたら、ギヤがカタカタしないか最終チェックする。
最後の一枚がずれてると、カタカタするはずです。しなければOK

ロックリング仮止め

最後にロックリングを規定のトルクで締め付けたら完成
トルクレンチがあれば40Nmでカチッとなるまで・・・
なければ・・・閉めていくとカツカツカツと感触が伝わってくると思います。そこまで閉まれば大丈夫かと。確実を求めるならば、トルクレンチの準備を!

締め付けたら完成

● 注油

スプロケットが組めたら、後輪をフレームに戻して注油しましょう。

ゆっくりとペダルを回しながら、チェーン全体にたっぷり注油
クリーナーで大事な油分が抜けてますので、これでもかと思うぐらい注油しておかないと、かえってチェーンの寿命が短くなります!

注油

ゆっくりと、変速して、各ギヤにオイルが行き渡るようにします。
その後余分なオイルを軽く拭き取ったら完成!

拭き取り

こまめなメンテが、マシンの不調の早期発見に繋がるので、面倒くさがらずぜひやりましょう!そうすれば快適なライドができますよ!

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