前回のブログでは、ローラーブレーキとは何か?というネタで終わってしまいました。
止まらないブレーキをどうにかしたい
今回は、Panasonic VERO-STARのアップグレードについて考察してみます。
まずは装備されているものからの把握ですね。 🙄
ロードバイクとかMTBとかのスポーツハイエンドはULTEGRAだ〜とか105だ〜とかって合わせれば簡単に完成します。
シティーサイクル車は、価格を抑える為に、様々なグレードのものを複雑に組み合わせて作られています。 🙄
製品の詳細や、互換性を調べるのにSHIMANOから面白いサイトが出ています。
SHIMANO マニュアル&技術資料 HPはこちら!
デジタルカタログページはこちら!
↑の製品ラインアップから行くか、検索から型番を入れるかが調べやすい。
リアディレーラーに分かりやすく「Tourney」と書いてあったのでそこから見てみます。
紙のカタログだともっと分かりやすい!
こうやって系列で見ると、使われているパーツが何なのか探しやすい。
リアディレーラーは、ぱっと見「Tourney」としか書いていません。
チャート表を見ると、500、300、200と3種類あるようですが、写真と比較すると300だったみたい。
ここから分かるのは、7速か6速で使える。
リアのギア(スプロケット)CS-HG200は11−28T〜14−34Tまで行けるということがわかる。
シフトレバーもこのチャートに載っているものだった。
ローラーブレーキは、ホイールのハブに合わせて選ぶ必要がある。
CS(カセットスプロケット)だったので、ロードバイクをはじめとしたスポーツ車と同じ構造のフリーボディーだった。
自転車によっては、MF((マルチプルフリーホイール)ボスフリーとも)と言って、ギアの方にフリーが入っている・・・。 🙄
大好きライトウェイさんの紹介HPはこちら!
上の写真で見ても、右側の構造が全然違いますよね?
左写真がロードバイク達と同じ構造、右写真がギアの中にフリーがあるタイプ
スプロケットもロードバイク達と違って専用品・・・フリーギア(ホイールを回すとカチカチ音がするギア)が違うので 🙄
カセット式のフリー(爪がある部分)は12番の中
ボスフリーはギアの中央
面白いですね・・・値段を安く抑えようというのに、逆に複雑になっている気が 🙄
だいぶん脱線 😥
本題に戻って!フローチャートから選べるローラーブレーキは・・・
BR-C3000-RとBR-C3000-R-DX
-Rと-R-DXの差は外側のカバーの材質が違うだけ。DXはステンレス製。
放熱フィンがしっかりついていて、熱対策されているというのが前面に出ていますね。
紙カタログだと、BR-C6000、C3010、C3000と選べるようになってますね 🙄
ネットの方が少し古いのかな?
その差は何だ?
BR-C6000は130kg以上に耐えられる。
BR-C3010は100kg以上に耐えられる。
BR-C3000はC3010と同等だが、放熱フィンサイズが小さい。
なるほど〜 🙄 ここまでくるとローラーブレーキも進化してますね!面白い。
ブレーキ本体を変えると、ブレーキタッチも変わってきます。ネット上でも色々情報が出回っていますが、SHIMANOのマニュアルでもブレーキレバーは対応品であることを強く推奨しています。
実際ついているものを確認すると・・・SHIMANOにはない型番のブレーキレバー・・・どうもTEKTRO(テクロト)製のようです・・・。フロントキャリパー本体も・・・ 🙄
TEKTRO製・・・安いのですが・・・制動力はあまり良くありませんね・・・基本的に材質が柔らかいと思います。
ちゃんと効かせるならば、フロントも一緒に交換したい! 😎
さて・・・、ここまで調べて、お店の方とワイワイ考察を検討した結果・・・昨今のコロナの影響で・・・自転車の需要が逼迫・・・SHIMANOの生産が追いついていないようです。 😯 アチャ〜
効かないブレーキだといつか事故しそうなので、少しだけ改善を図って、トライアル自転車用の強力なブレーキシューに交換してもらいました。
結果、すごい効くけど、すごくうるさい! 😆 ブレーキするだけで前を歩いている人が飛び退いてしまいます。 🙄
仕方ないので、少し制動力は落ちますが音鳴り解消のためにブレーキシューの角度(トー:前後の開き具合)を少しだけ甘くして対応してもらいました。
コロナが落ち着くまでは・・・バージョンアップは望めないかも 😥
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